診療科のご案内
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診療科のご案内

近年、内視鏡の需要は診断・治療法ともに、食道から胃、十二指腸、小腸、大腸、胆道、膵臓まで全消化管での低侵襲性の方法が開発されています。当センターにおいても医師常勤15名、非常勤8名と看護師(内視鏡技師4名)、臨床検査技師、看護補助者、事務が一丸となり、患者さんにあらゆる治療に臨んでもらえるよう日々努力しています。(内視鏡診療実績参照)また、安全で安心な検査を受けていただくため、検査中の鎮静管理を徹底し、鎮痙剤としてミントオイル散布法も導入しています。さらに感染管理にも力を入れており、平成20年『感染対策に関する自己調査Ver.3』の認定を受けました。
当院は地域の中核病院で、がん診療拠点病院でもあります。平成3年に開設された内視鏡センターの総面積は456㎡あり、専用の透視検査室2室を加え5室で検査、治療を行っています。専用の透視室は肝胆管治療も行っています。内視鏡の需要が高まる中、平成23年から改装計画が始まります。これまで以上、センター充実の実現を目指します。


内視鏡センター診療実績

  • パンフレットを用いた説明
    胃カメラは「しんどい」「痛い」といった不安を取り除けるよう、看護師が呼吸法や力の抜き方などの声かけをし、検査中ずっと付き添い背中に手を添えるなどし、安心して検査を受けていただけるよう援助します。また検査前後はパンフレット(PDF)を使用し、説明指導を行っています。
  • 鎮静剤の使用
    車・バイクなどの運転をされない場合に限りますが、希望者には鎮静剤を投与し、苦痛のすくない検査をおこなっています。
  • 新しい鎮痙剤の導入
    高齢者や併存疾患のあるような方には鎮痙剤として安全なミントオイル散布法を当院倫理委員会承認後の2009年11月より導入し、現在まで1000例以上の方に使用しています。この方法は従来の鎮痙剤にくらべ副作用が少なく、独特の芳香があり、リラックス効果もあるといわれています。

  • 当日検査について
    大腸内視鏡検査は安全に受けていただくために朝から来院していただき、看護師による検査の説明とセンターのオリエンテーションを行い、検査後は回復室ベッドでしっかり休んでいただき帰宅していただいています。繰り返し検査へこられる方で自宅での洗腸剤の飲用を希望される方は自宅飲用も可能です。
  • パンフレットを用いた説明
    下部内視鏡検査も前後の検査説明パンフレット(PDF)を使用し、説明・指導を行っています。

早期がん(食道・胃・大腸)に対する治療法のひとつで、内視鏡的な手術になります。

  • 手術中の体制
    術中は静脈麻酔を使用し、ウトウトと眠っている状態(鎮静状態)で行われます。処置は医師2名、状態を観察記録する看護師1名、内視鏡技師1名の体制で行います。鎮静に対しては独自のモニター(BISモニター、TCIポンプ等)や記録用紙を用いてより安全な処置ができるように努めています。
  • 独自のパンフレットの使用
    手術の前の外来から手術、退院に至るまで看護師がパンフレット(PDF)で説明し手術前日には手術担当の看護師がお部屋まで訪問させていただいています。
  • クリニカルパスの導入
    入院中は入院患者様用クリニカルパス(PDF)を使用し病棟看護師が対応しています。通常は8-9日の入院期間で治療しています。

Q1
胃カメラを受けるのですが、最近は眠気のくる注射は車の運転をしていたら使えないと聞きました。眠気の注射をしなかったらしんどくて痛くないですか?

A1
当院が現在使用している鎮静剤は主にセルシン(ジアゼパム)というお薬です。この薬は持続時間が長く、薬の半減期時間が約24時間となっています。使用後飲酒と同じ体の状態になるため反射神経が鈍ります。少し休むと頭はすっきりすることが多いのですが足元がしっかりしないため車やバイクの運転は危険と判断し、運転する方には平成21年11月から使用を禁止しました。また、鎮静剤を使われた方は検査後必ずベッドで30分はお休み頂き、足元がしっかりすれば、公共の交通手段か、ご家族の送迎で帰宅していただきます。


Q2
検査は普通の服装でいいのでしょうか。

A2
胃カメラは検査着に着替えません。カメラは胃の中に空気を入れながら観察していきます。そのため、お腹を締めすぎない、ゆったりとした服装でお越しください。靴もヒールがない履きやすいものでお越しください。
大腸カメラは午前中、洗腸剤を飲用中は着替えません。何度もトイレに通うので胃カメラと同じように着脱しやすい服装と靴でお越しください。午後には着替えますが靴はそのままです。


Q3
以前のカメラのとき、喉の麻酔が十分効かなかった。

A3
当センターでは胃カメラの咽頭麻酔は2%キシロカインビスカスを使用しています。はじめ1分間、5㏄を口に含んでいただき、その後飲み込んでいただいています。以前のカメラで効果がなかった方は少し長めに含んでいただいています。
この薬は歯の治療の時の麻酔と同じ種類のため、歯の治療で気分が悪くなった方は申し出てください。味は苦味があり、含むことが難しい方の場合はスプレーで麻酔をしています。


Q4
鼻からの内視鏡はないのですか?

A4
当センターにも平成22年から経鼻内視鏡を導入しています。経鼻内視鏡は喉を通る時の反射が少なく、カメラの時に医師と会話をしながらの検査が可能です。しかし、鼻筋が曲がっている方や鼻の手術を受けられた方。以前カメラで異常の指摘を受けたことがある方などは口からの検査をお勧めします。経鼻内視鏡検査は内視鏡の数に制限があり、時間も通常より必要になることから、原則として経口内視鏡をお願いしております。