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地域がん診療連携拠点病院

全国どこでも質の高いがん医療を受けられるよう、厚生労働省が、我が国に多いがんを中心とした集学的治療及び標準的治療等を安心して受けられる体制づくりを行っています。 専門的ながん医療の提供、がん診療の地域連携協力体制の構築、がん患者・家族に対する相談支援及び情報提供等で、地域がん診療病院だけでの治療が難しい場合、地域がん診療連携拠点病院が連携して対応するしくみです。

当院では、手術・化学療法や放射線治療等の治療に関することはもちろんですが、治療にかかる費用面、こころのケアや苦痛症状緩和においても専門のスタッフが相談に応じています。 地域のがん患者さんやご家族が安心して療養できるよう、医師・看護師だけでなく多職種が連携し、サポートしています。


新型コロナウイルス感染症への対応

がん患者・家族情報交換会「たんぽぽ会」は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、予定が変更となる場合がございます。(個別のご相談は可能です。)

現在は事前申込制となっています。開催予定等詳しくはこちらからご覧ください。


集学的治療・標準的治療
「がん」の治療には手術、抗がん剤、放射線療法など様々な治療がありますが、いずれか1つの方法だけではがんを十分に治療するのが難しいということが判ってきました。 そこで現在では2つ以上の治療方法組み合わせ、より高い治療効果を得る努力がなされています。これを「集学的治療」といいます。
また、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療を「標準的治療(標準治療)」といいます。

PDCAサイクルの実施について
当院では、がん診療に関する部署において「PDCAサイクル」を実施し、がん診療の質・安全性の向上に取り組んでいます。
PDCAサイクルとは業務プロセスの管理手法の一つで、計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Act)という4段階の活動を繰り返し行うことで、継続的にプロセスを改善していく手法です。

 PDCAサイクル構成
 PDCAサイクル実施状況


セカンドオピニオン外来
現在行っている治療や、今後の治療について主治医以外の話も聞いてみたいと思われる方の相談に応じます。


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外来化学療法室
がん化学療法は、入院から外来へと移行しています。当院も患者様の生活の質を保ちながら化学療法を継続できる外来化学療法に積極的に取り組んでいます。

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がん相談支援センター
がん治療に関する様々な疑問や悩みに、専門のスタッフが対応します。困ったと思っても、どこに聞いていいかわからないといった方も多いと思います。その様な場合は、相談支援センターをご利用ください。


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たんぽぽ会
がん治療やケアについて、医療職から情報発信及び患者・家族・医療職との情報交換の場として3ヶ月に1回開催しています。当院で治療を受けている方だけでなく、どなたでも参加可能です。興味のある方はぜひご参加ください。(事前申込が必要です。)

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緩和ケア研修会
緩和ケア外来は各科担当医が診察を行います。
かかりつけ医の先生の紹介で、受診していただくことが出来ます。予約等は地域連携室を通して調整させていただきます。

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院内がん登録
院内がん登録数やがん別治療状況などを公開しています。




平成29年度(2017年) がん登録 統計

緩和ケア研修会
当院では、「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(平成20年4月1日付け健発第0401016号厚生労働省健康局長通知)に準拠した緩和ケア研修会を開催しています。

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地域のがん患者会

香川県内に現在、9つのがん患者会が活動しています。それぞれの会の成り立ちがあり、活動があります。ご自身にあった会や活動を見つけ気軽に足を運んでみませんか。詳しくは、がん相談支援センターまで。

香川県内のがん患者団体が、それぞれの設立の趣旨や目的を超えてお互いに連携・協働し、患者会活動の円滑な推進と関係機関との連携を図るため、「がん患者ネットワークかがわ」が発足しました。(2015年4月)

がん登録

がん登録とは、がんの罹患(病気にかかること)や転帰(最終的にどうなったか)という状況を登録・把握し、分析する仕組みであり、がんの患者数や罹患率、生存率、治療効果の把握など、がん対策の基礎となるデータを把握するために必要なものです。
当院では、2003年12月より香川県地域がん登録事業(以下、「地域がん」)へデータを提供する形でがん登録を開始しました。2007年からはがん対策基本法に基づく「院内がん登録」が開始され、国立がん研究センターの院内がん登録実務者研修を修了した診療情報管理士が登録を行い、国立がん研究センターへデータを提供しています。 さらに、2016年1月から「がん登録等の推進に関する法律(以下、「がん登録推進法」)」が施行され、全国の医療機関にがん患者の情報を都道府県に届け出ることを義務づける「全国がん登録」が開始されました。

「がん登録」により収集された情報は、以下の目的に基づいて利用しています。

  1. 自施設のがん診療実態の把握
  2. 診療活動の支援、研究、教育のための資料提供
  3. 国立がん研究センターへの情報提供
  4. 全国がん登録への情報提供 *1
  5. 院内がん登録患者様への生存率の計測(予後調査) *2
  6. 一部内容を患者様へ情報公開の基礎資料として使用(病期分類など)

 *1 2015年症例までは、「地域がん登録」への情報提供
 *2 院内で予後情報が把握できない場合は、国立がん研究センターによる予後調査支援事業などにより、
   各市町村への住民票照会による確認調査を行う場合があります。

上記のうち同意しがたい事項がある場合は、その旨を当院「医事課」( TEL:0875-52-3366 )まで申しで下さい。お申し出のない場合は、上記内容に同意いただいたものとして取扱いをさせていただきます。これらの申し出は、いつでも撤回、変更などを行うことができます。
なお、全国がん登録に関しましては、「がん登録推進法」により、20床以上の病床を有する病院は、登録が義務化されております。これにより患者様本人の同意を得なくてもよいとされており、登録・情報提供の拒否はお受けいたしかねますのでご了承ください。
個人情報につきましては、「個人情報の保護に関する法律」および「三豊総合病院の個人情報保護方針」「三豊総合病院医療情報セキュリティ基本方針」に基づき適正に取扱い、保護、管理を致しております。

適切な意思決定支援に係る指針

当院では、人生の最終段階を迎える患者が、その人らしい最期を迎えられるよう、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、 多職種から構成される医療・ケアチーム(以下「チーム」)で、患者とその家族等に対し適切な説明と話し合いを行い、患者本人の意思決定を尊重し、医療・ケアを提供することに努めています。

適切な意思決定支援に係る指針

がんに関するリンク集