三豊総合病院

学校や職場健診での蛋白尿・血尿、腎機能障害、ネフローゼ症候群に対して腎生検、電解質異常や浮腫の原因精査、糖尿病や膠原病（血管炎症候群含む）などの全身性疾患に関連した腎病変の精査加療、二次性高血圧をきたす疾患の精査加療などを行っています。

また、当院腎センターでは末期腎不全に対する治療（血液透析60名、腹膜透析15名）を行っています。近隣の施設で維持透析中の患者さんが手術や検査、他の疾患で当院へ入院が必要となった場合の血液透析も行っています。基幹病院の役割としてQOLの高い腹膜透析や腎移植に対しても積極的に推進する姿勢でいます。腎移植については香川大学病院や岡山大学病院などの腎移植実施施設と連携をとりながら生体腎移植の紹介や献腎移植の登録を進めています。血漿交換（単純、二重濾過型）、LDL吸着、白血球除去療法、エンドトキシン吸着、ビリルビン吸着などのアフェレシスも随時行っています。