診療科のご案内

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透析センター

血液透析

本来腎臓で行われる老廃物の排泄や体液量の調節、電解質や酸塩基平行の調節を機械的に行う方法です。足りない物質を補給し体液を正常に近づけるのが血液透析です。
この治療方法は、1回約4時間~5時間、週3回行います。


腹膜透析

在宅で行う透析療法で、通院は月に1~2回程度です。自分の体の中の「腹膜」を利用して血液をきれいにします。毎日寝ている間に器機を使って自動的に行う方法と、日中に数回透析液バッグを交換する方法があります。(1回の注入量は、透析液を1リットル~2リットル)


概要

開設1976年4月(2023年4月、中央棟6階からウェルネスサポートプラザ4階へ移設)
透析床数32床
スタッフ医師3名(腎臓専門医2名、透析専門医2名)
看護師8名、臨床工学技士7名(うち透析技術認定士4名)
透析シフト曜日
午前
午後   

透析シフト 月・水・金 2クール、火・木・土 1クール
午前8時30分より開始。月・水・金の午後は、13時より開始。(令和6年11月現在)

主な医療機器・設備

水道水中に含まれる不純物や有害物質を除去するため逆浸透水処理装置を設置しています。また、透析液供給装置及びすべての透析患者監視装置にエンドトキシンカットフィルターを設置し、水処理装置では処理しきれないエンドトキシンの除去を行い確実な水の清浄化を行っています。
多人数用透析装置29台、個人用透析装置3台、特殊血液浄化療法専用アフェレシスモニター1台を保有しています。


特色
  • 当院他科との連携により合併症の予防、早期発見に努めています。
  • 血液透析・血液濾過透析(オフラインHDF・オンラインHDF・IHDF)・腹膜透析にも対応しています。
  • 血漿交換・血液吸着・血漿吸着・腹水濾過濃縮再静注など、特殊血液浄化療法の対応が可能です。
  • 透析機器安全管理委員会を設立し、安全な透析の提供体制確立を目指しています。
  • 透析装置担当制度を導入し、臨床工学技士が定期メンテナンスを行うことで装置の安全性を維持しています。
  • 腎臓病教室の開催(年6回)
    普段、病院ではなかなか聞けないことや、治療法、福祉の内容等についての詳しい説明会を実施しています(毎月第3木曜日開催)。詳しくは、当院健康管理センターまでお問い合わせください。

安全・安心な医療を第一に患者様の快適な透析を目指してスタッフ一同頑張っています。

診療実績

腎臓疾患治療実績