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循環器病センター

循環器病センター開設にあたって
循環器病センター長 高石篤志
循環器病センター長
高石篤志

当院循環器疾患(心血管病)部門スタッフは、これまで、西讃地区および四国中央市の一部を含む当地域において、急性心筋梗塞や急性心不全など、重症で緊急処置を必要とする病気の治療に、常時24時間体制で取り組んでまいりました。

一方、各心血管病は、急性期の治療だけでは不十分です。入院中はもちろん、退院後も持続的なお薬の内服や、規則正しい生活を維持しないと、病気の再悪化を招くことがあります。したがって、近隣の医療機関の先生方のご協力をいただきながら、病気の再発、悪化予防のため、長期的かつ総合的に患者様と当院が関わっていくことも必要と考えています。

当地域においては、今後も引き続き、重症な心血管病患者様が増加することが見込まれています。この状況に、より専門的で質の高い医療を提供するため、11月1日より、当院内の独立した部門、循環器病センターを設置することとなりました。各専門スタッフによる24時間体制の救急対応はもちろん、病気の再発、悪化を極力抑えるために、それぞれの患者様に対する入院中、退院後の長期的かつ包括的対応に努めてまいります。


循環器病センターでの患者さんの流れ
循環器病センターでの患者さんの流れ
循環器病センターの病棟
循環器病センターの病棟

西棟6階が循環器病センターです。ここでは医師をはじめ、多職種スタッフが専門性を発揮しつつ協力し、急性期における迅速な対応から退院に向けたリハビリや生活指導。退院調整などを行っています。