三豊総合病院のホームページを訪れて頂きありがとうございます。皆さんは三豊総合病院での医師臨床研修についてどんなイメージを持っていますか? おそらく一番多いイメージは「田舎の野戦病院で忙しそう!」というものでしょうか。確かに田舎です。でも日本で一番狭い香川県です。たかが知れています。野戦病院、その通りです。でもあなたは医師研修に何を望んでいるのですか? 多くの臨床経験、必要な技術の習得、患者さんと心の通じた医療、病院スタッフとの一体感。当院では可能です。忙しそう、もちろん忙しいです。でも忙しくない医師臨床研修で本当に良いのですか?指導医、指導者のしっかりとしたサポートのある研修の期間でしか経験できないこと、経験しなければならないことはたくさんあります。忙しくなくて良いはずがありません。
“Strike while the iron is hot.” 「鉄は熱いうちに打て」 医師としての最初の2年間は本当に貴重な期間です。この期間を如何に過ごすかは、医師としてはもちろん、社会人としてもその後の一生を左右すると言っても過言ではありません。一緒に「田舎の野戦病院」で頑張りましょう。ネット上ではなく皆さんと直接お会いできる日を楽しみにしています。
三豊総合病院の研修教育では頻度の多い疾患から希少疾患まで多種の疾患を、そして症例数も数多く経験することができます。また同時にユニークな研修医教育を数多く準備しています。例えば近年力を入れていることとして、研修医期間中から国際学会で発表をすること、実際に経験した症例を英語論文として投稿すること、院内開催の総合診療科的セミナーでは研修医が主体となって活躍してもらうこと、などが挙げられます。いずれも私が研修医期間中に憧れていたものの実現しなかったことであります。当院で研修を終えた後も研修医の進路は多種多様であり、様々な科に進んでいくこととなります。将来どのような分野に進むとしても研修医のうちからこのようなアカデミック活動に参加することにより、より積極性を持ち、表現力、発信力のある医師像を形成していけるのではないでしょうか。
受け継がれてきた先輩達のスタイルを大切にしつつ、新しい研修方法を取り入れていく、今まさに変革の途上にある三豊総合病院卒後臨床研修センターで研修してみませんか。実際の研修風景を見て、研修医や上級医の考え方を知ってもらうためにもぜひ当院の見学をお待ちしております。
地方の総合病院では珍しい研修医への英語論文指導や、国際学会発表などへの取り組みについて、2020年7月に m3.com 様より取材を受けました。
私が研修医に教えているクリニカルイメージ論文の書き方について、医学生・研修医向けのメディア Cadetto.jp 様に掲載していただきました。
こんにちはDr.孝志郞です。三豊総合病院のHPを訪れてくれてありがとうございます。私は東京都豊島区のクリニックで院長をしながら医学教育の世界を開拓してきました。今回その経歴を活かし卒後臨床研修センターの招聘指導医に就任することになりました。
まずは私の得意分野である病態生理をカンファレンス等でレジデント皆様にレクチャーしていきたいと考えています。それは医師国家試験や参考書の世界線ではなく実際の症例を基にしたリアルなものです。研修生活を流れ作業にすることなく医師としての基礎となる考え方をお伝えしていく所存です。
また三豊総合病院での研修は地域に根ざしたものであり、かつアカデミックな教育体制でもあることが最大の特徴です。英語論文執筆や国際学会発表の機会もありレジデントのうちから海外に向けての実績を積むことも可能です。すでに私と三豊総合病院の藤川先生とで書いたLetter論文も海外の名門ジャーナルにアクセプトされており、レジデント皆様にも同様の成功体験をどんどん積んでいってもらいたいと思っております。
地元密着型のプライマリケアを主軸にアカデミック分野も開拓していく三豊総合病院の二刀流教育体制に興味のある方は見学も含めご参加をお待ちしております。今後とも何卒よろしくお願いします。