三豊総合病院 卒後臨床研修センター

研修医採用情報

研修医からのメッセージ

吉田 賢司 先生 YOSHIDA KENJI 岡山県出身 岡山大学卒業

研修生活はこんな感じ

研修先を決めたきっかけを教えてください

医師としての第一歩を新しい土地で
長らく岡山に住んでいたこともあり、岡山大学関連病院の中でも少し離れた場所で医師としてのスタートを切りたいということ、また実際に見学した際の院内の雰囲気、特に職員の皆さんがあいさつを丁寧にしてくださったことが印象に残り、三豊総合病院での研修を希望しました。


当院での研修の魅力は?

あらゆるステージの医療を学び全人的医療を経験
病院の規模の割に医師数が比較的少ない分、他科であっても先生同士の距離感が近く相談しやすいということが、研修医にとって一番大きいメリットだと思います。このことには僕も大変助けられました。また三豊総合病院は急性期医療だけでなく、比較的慢性期・回復期医療の側面が強い地域医療の役割も担っています。研修ではあらゆるステージの医療を学ぶことにつながり、少々大げさかもしれませんが、いわゆる全人的医療を経験できるのではないでしょうか。例えば、入院から退院までをマネージメントした患者さんを、その後訪問診療で往診した際に、元気な姿を見られとてもうれしい気持ちになったことを鮮明に覚えています。


初期研修の2年間で思い出深いエピソードは?

海外での学会発表は貴重な体験でした
研修2年目の4月に、米国総合内科学会(SGIM: Society of General Internal Medicine)でポスター発表を行う機会をいただけたことです。カナダ・トロントで開催され、指導医の先生と共に、現地入りしてからも綿密に打ち合わせを重ね、他の演者の皆さんの立ち振る舞いなども参考にして本番に臨みました。無事に発表を終えた後は達成感で満たされていましたが、今になって振り返ると指導医の先生に「おんぶにだっこ」の状態でしたから、次回の発表までにはある程度のことは自身でこなせるレベルに達していたいと思います。


香川県や観音寺市の驚いた・初めて知ったエピソードは?

「ひやかけ」って知っていますか!?
香川といえば…やはりうどんでしょう!こちらに来て僕が最もおどろいたのは、「ひやかけうどん」です。文字通りかけうどんのだしが冷たく提供されたもので、初めて食べたときの衝撃は忘れられません。観音寺市の名産にいりこがありますが、この「いりこだし」でいただくうどんは絶品です。温かいものも、もちろんおいしいですが、「ひやかけ」のほうがいりこだしをより堪能できるのではないかと思います。香川を離れて、早くもうどんが恋しいですね(笑)


初期研修を終えての想いやこれからの目標は?

人と人とのつながりを大切にし続けたい
実際に他院での研修を経験したのではないのではっきりとしたことは言えませんが、受け持ち患者数が比較的多いことなど、三豊総合病院での研修には忙しい側面が多いかもしれません。2年のうち僕も「何かと大変」と感じる時期がありました。しかしそうした時に親身になってくださる先生方はもちろん、日々の業務を支えてくださる他職種の皆さん、他愛ない話で気を紛らわせてくれる同期たちの存在は本当に大きかったです。地域に根差している三豊総合病院で研修を行ったからこそ、こうした人と人とのつながりをより一層強く感じられたのだと思います。医師として具体的な目標は他にありますが、人同士のつながりを大切にし続け、何事でも相談を受けやすいような、そういった医師であり続けたいと思っています。


研修先を選ぶ後輩へのメッセージを!

言葉では伝えきれないことも多いので、少しでも三豊での研修を考えておられる学生さんにはとにかく見学をしていただいて、雰囲気を実感していただきたいですね。泊まりで見学していただければ、朝うどんにも行けますよ!



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