診療科のご案内

診療科のご案内

日常場面には、たくさんのストレスがあふれています。
学校のこと、仕事のこと、家族のこと・・・様々なことで苦しんでおられる方はたくさんいます。
あなたも一人で悩まず、臨床心理士に相談してみませんか?

診療内容

4名(男性1名、女性3名)の臨床心理士が、外来患者様および入院患者様を対象に、『カウンセリング(心理療法)』や『心理検査』を行っています。相談の内容によっては、ご本人または保護者の許可を得た上で、学校などの関係機関に連絡を取り、調整をさせていただくこともあります。

相談内容の例

  • 小児の場合
  • 言葉や社会性などの発達について、発達障害について
    不登校について
    心因性腹痛や頭痛、チックや抜毛などのストレスに関連する身体症状について など

  • 成人の場合
  • 気分の落ち込みやイライラ感、不安、不眠、自律神経症状について
    家庭や職場での人間関係の悩みや仕事に関する悩みについて
    病気治療中の心理的サポート、産後うつや育児不安について など

このようなことでお悩みの方はご相談ください。


カウンセリング(心理療法)

カウンセリングでは、これまでの考え方や行動についてお話いただきながら、 ご本人が抱えている困難を乗り越えていく援助を行っています。問題解決に向けて、臨床心理士が一緒に考えていきます。小児の場合は、遊びを取り入れたカウンセリングやソーシャルスキルトレーニング等も行っています。
なお、カウンセリングは毎回同じ臨床心理士が担当し、1回50分の完全予約制です。
カウンセリングは自費診療で、1回5,000円(税抜)です。生活保護家庭やカウンセリングを受ける対象者が18歳を迎えた年度末までの一人親世帯は、1回1,000円(税抜)になります。

カウンセリングの詳細についてはこちら



心理検査

『知能検査』と『性格検査』を行っています。認知の状態や、精神状態、性格傾向などを把握して治療に活かしていくことを目的としています。検査は医療保険が適用されます。
小児の場合、WISC-Ⅳ、田中ビネー知能検査Ⅴ、新版K式発達検査2001、K-ABC、バウムテスト など
成人の場合、MMSE、WAIS-R、MMPI、バウムテスト  など


実績

カウンセリングのべ件数
令和2年度令和3年度令和4年度
2,153件2,392件2,271件
   
心理検査のべ件数
令和2年度令和3年度令和4年度
255件309件306件

外来

  • 対象者が中学生までの場合

    まずは小児科を受診してください。小児科医からの紹介後、ご本人またはご家族から心理臨床科に電話をしていただき、予約を取った後の受診になります。

  • 対象者が中学校卒業以降の場合

    心理臨床科まで直接電話でお問い合わせください。(病院の代表電話 0875-52-3366 にかけて心理臨床科につないでもらってください。)電話で臨床心理士が状態をお聞きした上で予約を取らせていただきます。
    ※他の精神科、心療内科に通院中でもご相談いただけます。

入院

主治医からの院内紹介後、心理臨床科から病棟スタッフを通じ、ご本人またはご家族にご連絡の上、予約を取らせていただきます。

小児科・心理臨床科・言語療法室では、お子さんのことばや運動、社会性の発達に不安を抱える保護者の方を対象とした親の会を実施しています。

かたつむりの会についてはこちら